10/04/2015
去る3月26日、英国大使館と英国市場協議会主催で、主に大学および学校関係者を対象に、「グローバル人材育成に求められる有効な英語力判定のあり方」が開催され、英国の代表的な英語力判定試験の一つとして、ケンブリッジ大学英語検定機構も参加致しました。セミナーではIELTS、ケンブリッジ英検、ピアソンPTE Academicを取り上げながら、日本の大学入試改革にどのように英国が貢献をできるのかについて、登壇者とフロアがともに考察する時宜を得たセミナーとなりました。
文部科学省「英語教育の在り方に関する有識者会議」の委員で一般財団法人 実用英語推進機構理事を務める安河内 哲也先生に同会議での議論をベースに問題提起「英語の外部テストに何を求めるのか」を頂き、その後、IELTS、ケンブリッジ英検、ピアソンPTE Academicについてそれぞれの提供機関が特徴等をプレゼンテーションを行いました。パネル・ディスカッションでは70名の定員を上回る数の来場者から以下のような質問やコメントが次々と寄せられ、あっという間の2時間半にわたるイベントでした。
- 各試験の価格-なぜ3つの試験の受験料は同じ水準なのか?
- 「グローバル人材を望む」財界による受験料補助の可能性は?
- スピーキング試験のコスト問題
- 中国でIELTSが広まった理由は?
- 全国で受検機会はあるか?
- TOEICと日本人
- ケンブリッジ英検、IELTSは、テスト特性をもっと伝える努力を
- リスニングとスピーキングが弱い日本人の能力を上げる方法は?
- 中学・高校での取り組みの問題