15/06/2023
このほど、ケンブリッジのオンラインテスト、リンガスキル(Linguaskill General)に関する研究論文が、弊機関のResearch Notes最新号の84号で発表されました。
なお、巻末資料には、リンガスキルのテスト問題と新学習指導要領の関連項目が一目でわかるマッピングリストが「Appendix C」日英でまとめられており、今後リンガスキル導入を検討される教育機関にとって参考になる情報と思われます。
日本における大学入試制度の改革を求める声が高まる中、
(a)リンガスキルが日本の英語教育のカリキュラムにどの程度、どのような形で合致しているのか
(b)リンガスキル・ジェネラルの受験に際して、受験者や高校教員がどのようなサポートを希望しているのか
について調査、プロジェクトの2つのフェーズから得られた知見を統合し、exam boardと高校教師および生徒の間の双方向コミュニケーションを促進するための道筋を提示することで、本研究は日本の試験改革における適切なコミュニケーションモデル構築への第一歩をお示しする内容となっています。
こちらから、Issue 84(PDF)をダウンロードして読むことができます。
同論文は、「Cambridge English Funded Research Programme (CEFRP:ケンブリッジの研究助成プログラム)」からの報告です。
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Research Notesは、ケンブリッジが提供するテストやその他のリサーチ、テスト開発、妥当性検証に関するレポートです。
Research Notes reports on matters relating to research, test development and validation within Cambridge English and elsewhere.
Research Notesは2000年3月にIssue 1が発行され、上記研究に関するレポートは最新号Issue 84に掲載されています。