20/12/2018
OETは2013年に提供を開始した、ケンブリッジ大学英語検定機構(Cambridge Assessment English)とオーストラリアの職業・高等教育提供機関であるBox Hill Instituteの合弁事業であるCambridge Boxhill Language Assessmentが運営する試験です。
OETは、「Occupational English Test」で医師・看護師のみならず、栄養士、作業療法士、薬剤師等、ヘルスケア・セクターのうち12の分野に特化した英語力テストですが、11-12月の2か月間で次のようなOET関連ニュースが英語版News欄にアップデートされていました。
2018. 12. 19 OETの新テスト会場、アイルランドのGalway(ゴールウェイ)に2019年1月よりInternational House Londonにより開設
2018.12.07 アイルランドの歯科医師会、OETを認定
2018.11.28 国際的な医療機能評価機関JCI(Joint Commission International: 国際病院評価機構) とOETがヘルスケア分野のコミュニケーションに関する白書を発行 。両機関協力のもと、患者とのコミュニケーションの取り組みを改善するための白書「ヘルスケアにおけるコミュニケーションの共通課題を克服する方法」を発表。
白書をダウンロードする
なお、JCIの「Gold Seal of Approval(承認の金シール)」は同機関のサイトによると、日本でも聖路加国際病院や亀田メディカルセンター等の機関が取得に成功。
2018.11.15 アイルランドの医療規制当局がOETを承認
OETは、アイルランドの多職種医療規制当局のCORUによって認められ、海外で訓練を受けた幅広い医療従事者に、アイルランドで働くための英語能力を証明するための1つのツールとして、IELTS、ケンブリッジ英語検定(C1 Advanced)とともにOETの活用が認められました。CORU の語学力基準はこちらでご確認ください。