26/07/2021
カナダで勤務を希望するカナダ本国以外で研修を受けた医師は、医師向けの英語能力試験OETを英語力証明として活用できるようになります。
国際医学卒業生(International Medical Graduates:IMGs)は、カナダで働くためには医師として勤務するのに必要な英語スキルを有していることを証明しなくてはなりませんが、カナダで勤務することを選択したIMGは、College of Physicians and Surgeons of British Columbia(フィジシャンズ・アンド・サージョンズ・オブ・ブリティッシュ・コロンビア大学)への英語能力証明にケンブリッジの医療専門家向け英語能力試験であるOET(英語従事者用英語能力試験)を活用できるようになりました。
OETは世界中で利用可能であり、医師向けの特定のテストを含む12の医療専門職を対象としています。OETは、英語を話す職場において医師に必要とされる実際の職場のタスクとそれに関連する言語スキルを反映しています。テストを奨励する専門家たちは、OETが、安全で効果的な医療の実践に必要な英語力を持つ個人を特定する際に、カナダの州立大学に役立つテストであると述べています。
4つのサブテスト(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)すべてでグレードBでOETに合格した医師は、カナダで成功するための言語能力と臨床コミュニケーションスキルの両方を備えていることを証明したことになります。
OETを受け入れるすべての機関の確認は、こちらから
OET(Occupational English Test:医療従事者用英語能力試験)について
OETは、特に医療専門家向けに特化した世界で唯一の国際英語試験です。当テストでは、英語圏の環境で登録し医療行為を行う医療専門家のコミュニケーションスキルを評価します。OETの結果は、米国、英国、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、ドバイ、シンガポールを含む世界中の医療規制当局に受け入れられています。OETはまた、オーストラリアおよびニュージーランドでは査証取得や移住の目的で活用が認められています。英国では、医師と看護師は、医療規制当局への英語力の証明としてOETの結果が提供されている場合、Tier 2(一般)査証申請において、別の英語テストを受ける必要はありません。
詳細については、こちらにアクセスするか、media @ oet.com.auにお問い合わせください。
原文(英語)のニュースはこちら
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